2009年5月13日 (水)

メゾ・ソプラノ歌手サーニャ・キョウさんによるワークショップ開催!

5月9日にアイルランドのメゾ・ソプラノ歌手サーニャ・キョウさんが来日し、鳥取県米子市の山陰少年少女合唱団リトルフェニックス(27名)、和歌山県和歌山市の雑賀小学校6年生(150名)、東京都小平市の小平第11小学校2年生(98名)の子供たちを訪ね、今年も声楽ワークショップを開催しました。

サーニャさんの迫力あるプロの歌声を前に、はじめは少し緊張した様子の子どもたちでしたが、身体も使った楽しいゲーム感覚のワークショップを通じて、最後は笑顔で元気いっぱい歌うことができました。

今回のワークショップについてサーニャさんは「子どもたちは才能と可能性を全員必ず持っています。プロの歌手が海外からやってきて、歌を通じて交流するという体験が、良い刺激になってほしい。そして、声は一人一人が生まれ持った素晴らしい楽器です。自分の個性を歌で表現する楽しさを知ってもらいたいです。」と語ってくれました。

写真上:元気いっぱいの小平第11小学校2年生のみんなと(2009年5月12日)

写真下:ワークショップ後、サーニャさんにサインをもらう雑賀小学校6年生たち(2009年5月11日)

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2009年2月20日 (金)

リトアニアより写真家来日!

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写真プロジェクト「日本に向けられたヨーロッパ人の眼・ジャパントゥデイ vol.11」の参加写真家の一人であるアルトゥーラス・ヴァリャウガ氏とマネージャーのエグレ・デルトゥヴァイテ氏がリトアニアのヴィリニュスより来日。
ヴァリャウガ氏の作品は社会の大きな流れの中ではともすると見過ごされてしまう、ささやかでもかけがえの無い個人の存在や営みに温かい眼差しを向けてきました。
今回の撮影地は新潟県。酒造やみそ作りを見学するとのこと。地元の文化と人との触れ合いの中で、どんな作品が生まれるのかとても楽しみです。(写真左から:エグレ・デルトゥヴァイテ氏、アルトゥーラス・ヴァリャウガ氏)

2009年2月 2日 (月)

伊藤直子氏 文化庁芸術祭新人賞を受賞!!

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伊藤直子氏、伊藤孝氏と「マドモアゼル・シネマ」のみなさん

セッションハウスのレジデンス・カンパニーである「マドモアゼル・シネマ」の芸術監督である伊藤直子氏が文化庁芸術祭新人賞を受賞しました。

セッションハウスは1991年に地下スタジオをオープンして以来、世界を舞台に活動するダンサーを数多く輩出。ダンスの社会への普及も目指したプログラムも開催し、地域に根ざした活動も行っています。(当委員会も年間活動助成を行っています。)

1/29に受賞記念パーティーがセッションハウスにて開催され、私たち事務局スタッフもお祝いに行ってきました。

「ダンスを通じて、何かを考えたり、人に出会ったり、海外とつながったり、いろいろな可能性がある。」という伊藤直子氏の言葉が印象的でした。

会場にはおいしいご馳走、楽しいおしゃべりと笑い声。喜びと笑顔に満ちあふれ、お土産に幸せな気持ちをたくさんいただきました。

セッションハウスのみなさん、受賞おめでとうございます!

第60回読売文学賞 「随筆・紀行賞」受賞 ! ! 白石かずこ氏

Tpf373_7詩人・白石かずこさんは、2005年「日欧現代詩フェスティバル」をはじめ2008年の「東京ポエトリーフェスティバル」など、当委員会が支援している多くの詩の活動に大きな貢献を果たして来られてました。この度は「随筆・紀行賞」部門で受賞。白石さんの長年にわたる世界各国の詩人たちとの交友録が伴ったアンソロジー「詩の風景・詩人の肖像」が高く評価されたものです。ますますのご活躍を期待しています。

2009年1月28日 (水)

「欧州文化首都リンツ2009」記者発表会開催

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当委員会では、「欧州文化首都リンツ2009」における様々なプログラムに関して協力をしております。この度は、リンツ2009の公式プログラムの解説によるプレゼンテーションが1月26日の午後5時より、駐日オーストリア大使館で開かれました。当委員会の委員メンバーである、ユッタ・シュテファン=バストル駐日オーストリア大使の挨拶から始まり、今回来日したオーストリア国民議会議長のプラマー女史とともに、リンツ2009の副総裁をつとめるウルリヒ・フックス氏によるプログラム解説がおこなわれました。リンツを代表するメディア・アートセンターアルス・エレクトロニカ」の新館オープンを始め、美術や文化の分野における革新的なプロジェクトやイベントを紹介。開催地に選ばれた誇りと意気込みが伝わってきました。日本から参加する新進気鋭のアーティストのリンツでの、活躍に期待が膨らみます!

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(左から、古木事務局長、ユッタ・シュテファン=バストル大使、バルバラ・プラマー女史、ウルリヒ・フックス氏)

バルバラ・プラマー女史は、小柄でショートヘアが似合う笑顔の素敵な方でした。

2008年11月21日 (金)

大橋実行委員長 欧州文化首都リバプール2008訪問

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大橋洋治第16回EU・ジャパンフェスト実行委員長と伊藤周男委員が、11月11日~13日の日程で、本年の欧州文化首都のひとつ、リバプール2008(英国)を公式訪問しました。

現地では、リバプール市長による歓迎レセプションやリバプール商工会議所主催の昼食会に出席したほか、現地での日本関連プログラム―現代アートフェスティバル「Liverpool Biennial」、写真展「日本に向けられたヨーロッパ人の眼・ジャパントゥデイvol.10」、「International Youth in Concert」などを視察。夕食会では、参加アーティストや欧州文化首都関係者、地元の芸術機関の方々と和やかな雰囲気の中で語り合いました。

(写真:2008年11月13日 Daily Post紙<リバプール>より)

2008年11月14日 (金)

まつやまキッズ合唱団 リバプール公演!

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鹿児島県志布志市のまつやまキッズ合唱団が、11月12日、欧州文化首都リバプール2008(英国)で開催されたインターナショナル・ユース・イン・コンサート(国際青少年音楽祭プロジェクト)に出演、素晴らしい歌声を披露しました!

本コンサートには、コーク児童合唱団(アイルランド・コーク市)、リバプール・ユース・合唱団そしてリバプール・スクール・コンサート・バンド(英国・リバプール市)も出演、総勢100名を超える全出演者による合同演奏も行われ、大成功を収めました。

今回渡欧したまつやまキッズ合唱団のメンバーは、本公演のために選ばれた選抜メンバー。リバプールでのたくさんの経験を持ち帰り、今回残念ながら参加できなかった仲間たちとも共有して、今後の活動の大きな糧にしていただけたら、と思います。

2008年10月24日 (金)

オピニオン7:大阪府の『文化への補助金削減』で考えた。

Imgx221745370001_2 未曾有の財政危機に直面している大阪府にあって、橋下知事の大胆な挑戦は、度々メディアで紹介されている。先日の日経新聞に掲載された「文化活動に対する補助金」をめぐる知事と芸術系の大学生との討論会でのやり取りは実に興味深かった。
学生たちは「楽団は頑張っている。援助は続けて」と知事に訴えた。
最初こそ、この意見に同情的な空気が場内に漂っていたものの、知事の次の質問で雰囲気は一変した。「文化は本当に根付いているの?」そして、知事は畳みかけた。「需要がない文化にも助成金を出せという文化人たちをどう思う?」この質問でとどめを刺され、もうそれ以上の嘆願の声は聞こえなくなった。

私は、橋下知事の発言はもっともだと思う。むしろ、大賛成だ。府民に本当に根付いていないのなら、また、府民が心から望んでいないとしたら、文化や芸術の事業に大切な血税を使うべきではないのだ。

しかし、現実には、いろいろな局面があることも看過できない。この数十年で「芸術振興」を掲げて、国や自治体は、夥しい数の「ハコモノ」を建設し続けてきた。英国の公共の音楽ホール数は50に満たないそうだが、日本では、その数3,800を超える膨大な数字となっている。建設費も数十億に始まり、最大はバブル時代に旧都庁跡に建てられた「東京国際フォーラム」の1,680億円という巨額なものまである。そして、無視できないのは、建設費とともに毎年の施設維持のための管理費である。

府民、国民は、果たして「文化」に関わる壮大な「ハコモノ」を望んできたのか。
橋下知事が本当に無駄を削ろうとするなら、膨大なハコモノの管理費や文化振興に関する役所の膨大な人件費こそ、最初の削減の対象ではないか。巨額なハコモノや管理費、役所の関連の人件費に比べると、アーティストへの補助金など、極めて少額だ。

一方、「ハコモノ行政」について、今になって私たち市民が批判の声を上げるが、それも何ともむなしい。何故なら、私たちはこれまで右肩上がりの日本経済の大躍進に高揚し、行政の「無駄な大盤振る舞い」の進行に無関心を装い続けてきたからだ。大いなる無駄使いも、すべて私たちが選挙で議会に送り込んだ政治家たちによって、最終決断が下されていた事実は今一度、心に刻んでおかなければならない。無関心はそれだけで、罪である。

「愛の反対は、憎しみではなく無関心です。」・・・マザー・テレサの言葉

事務局長 古木 修治

(写真:2008年8月6日 日本経済新聞より)

2008年8月25日 (月)

オピニオン6:大田農水相発言と「市民の社会的責任」

昨今、公務員、政治家、教職員に対する不信感の高まりから、彼らの行動や発言に対しては、世論は敏感に反応するようになった。不用意な発言は、すぐにメディアに取り上げられ、批判や弁解が飛び交う。

先日、大田大臣は、ギョーザ事件に関連し、「厳しい態度で臨むのは消費者がやかましいから」と発言し、物議をかもしている。野党は「国民を愚弄した」として、批判の語気を荒げ、与党の責任者は「発言の意図が誤って伝わっただけ」と弁明している。しかし、これらの意見は、双方とも、本質から外れたものではないだろうか。

私は、大田発言は極めてまともで正直なものと感じていて、釈明は不要だと思う。今回、唯一の救いは、大田大臣が「発言の撤回も訂正も弁解もしない。これから、しっかりと頑張るだけ」と発言したことだ。

政治家は、当選したからと言って、白紙委任状を国民から取り付けたわけではない。

私たち国民は、自分たちが選んだ政治家が、当選後、しっかりと公約を果たしてゆくのか、厳しく見守る義務があることを決して忘れてはならない。

大分県教職汚職事件のように、背景に政治家に不正な依頼をする有権者がいたことは、明白だ。表面的に政治や行政をむやみに批判することは、何ら改善を産まない単なるフラストレーションの解消にしかならない。常に、国民の厳しい目が向けられなければ、強大な権限を託された政治は、腐敗へと進む危険性は必ずあるのだ。民主主義は、その国民のレベルでしか存在しないことを改めて考えさせられる。

残念なことに大分県の事件は、氷山の一角で、おそらくこのような汚職がない自治体のほうが例外的であろう。私たちは、これまでこれらのことを見て見ぬふりをしてきたのではないか。

結局、市民の社会的責任(CSR)が、問われているのである。

公職にまつわる諸問題では、自浄作用は期待できない。

市民が社会での出来事にもっと関心を寄せ、

問題解決に対し、わずかでも行動することからしかないのだと改めて考えた。

すべてのことは、願うことから始まる。

マルチン・ルター

なにかを願うなら、あわせて行動すべし。

アフリカのことわざ

注)CSRとは、一般的には、「企業(Corporate)の社会的責任(Social Responsibility)」を指すが、筆者は、市民(Citizen)の社会的責任も大変重要と考えている。

事務局長 古木 修治

2008年6月10日 (火)

メゾソプラノ歌手サーニャ・キョウさんワークショップ

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アイルランドのメゾソプラノ歌手、サーニャ・キョウさんが5回目の来日。

6月9日は、小平市立第十一小学校の1年2組の子どもたち32名のための声楽ワークショップを行いました。子どもたちは皆とても元気で、張り切ってサーニャさんの授業にのぞんでくれました。サーニャさんの明るく楽しい指導で、バランスの良い姿勢や口を大きくあけるためのエクササイズ、呼吸のしかた、歌詞をイメージして歌うこと、などを学びました。90分の授業を通して、子供たちの声がやわらかく変わっていきました。

同小学校の廣田校長先生、山口千尋先生、そして伴奏のお手伝いをいただいた音楽の先生には大変お世話になりました。ありがとうございました!

これから、サーニャさんは九州に約1か月間滞在し、地域住民の一員として生活しながら、じっくりと地域の人々と向き合って音楽指導を行っていきます。

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